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風邪は早めの対処が肝心!漢方薬で劇的効果を実感しよう!②

前回、風邪薬は風邪に有効か?という内容で記事を書きました。

今回はその続きとして、漢方薬がオススメの理由をまとめてみました。

良かったら、お付き合いくださると嬉しいです。


風邪は、時間との勝負

風邪はとにかく一刻も早く治したいですよね。

長引いてしまうと自分もキツいですし、家族や他の方への感染も心配です。

寝込みたいほど体調悪くなっても、仕事が忙しくて休めない・・・子どもがまだ小さくて目が離せない、など本人を取り巻く環境はさまざまですが、誰だって早く元気な日常を取り戻したいと思うのではないでしょうか。

特にインフルエンザなど症状が強いものは感染力も強く、一刻も早い対処が必要です。

とはいえ、家族にインフルエンザ感染者がいて、明らかに感染症状が出ていてもウィルスが体内で十分に増えてからでないと、検査に反映されないため、「また明日来てください」などと医者に言われてしまうことも。

かつて私も、子どもを抱えて病院に連れていった時にそういうことがありました。

(体の反応の方が、検査で判断するより相当早いのです)


風邪は、ウィルスの増殖が先か、自身の免疫活動で抑えるのが先か?の闘いです。

細胞から細胞へ飛び移って手に負えないくらい増殖される前に、早く対処しないといけません。

抵抗力の弱った高齢者なら肺炎、まだ臓器が未発達の乳幼児のお子様なら熱性けいれんなど、怖い症状を引き起こすこともあるため、たかが風邪やインフルエンザとはいえ、命を奪いかねないこともあるのです。


風邪の初期症状とは?

漢方薬は、病名で対処する西洋医学とは違い、体質と症状で対応しますので、インフルエンザかどうかや単なる風邪なのかどうかの判別を必要としません。

体内でウィルスが増殖してからでないと薬が飲めない、なんてこともありません。


「ん?なんかゾクゾクするかも?」

「家族からうつったかな?」

「もしかして、熱が出るかも・・・」


など、まだ具体的に症状が出ていない段階でも、なんとな~く普段と違った感覚を感じる時はないですか?

常にストレスで緊張状態の方や、いつも体調不良の方、感染してても身体が反応してくれないような抵抗力が弱ってしまった方は、わかりづらいかもしれませんが、

「まだ全然平気だけど、なんとなく風邪かもしれない感覚」

というセンサーが働く方は、それを見過ごさないでほしいのです。


この時に的確に漢方薬を飲めば、それ以上酷くなることはなく、即効で劇的に効くからです。


風邪やインフルエンザのような急性のものには効果的で、たった1度の服用でたちまち治ってしまいます。

そもそも、「あれ、おかしいな」と思った時はすでに感染している状態です。

なので、そう思ってもまだ軽微だからと半日~1日ほうっておいたら、ウィルスはどんどん増殖していき、やがて鼻水や喉の痛み、セキ、頭痛など発症した状態になってしまいます。


もちろん、みんながみんな必ず発症するわけではなく、体力がすごく充実してて、免疫力もしっかり働いている方は、ウィルスが入り込んだとしても発症することなく、気づかないうちに身体が治してくれることもあります。

ですが、大抵の方は、おかしいな?と気づいても放置していて、数日後に症状が強くなって「これは完全に風邪ひいたな」となってから、慌てて病院へ行ったり薬を飲んだりするのではないでしょうか。

そして症状が出始めて、徐々に酷くなっていってるその状態を風邪の初期症状だと思っている方が多いです。

本当は、そのもっと手前の段階で感染しているので、違和感を感じた最初の状態こそが初期症状です。症状は免疫が働きだしてるからこその状態をあらわしているだけです。


風邪は漢方薬がオススメ

漢方薬は発症する前から飲むことができますし、なんなら、風邪をひかないために普段から自分に合ったものを飲み続けて元気な状態を維持することができます。


感染した細胞だけをピンポイントで攻撃してくれるのは、免疫細胞の仕事です。

そして感染力が強いものであればあるほど、体温が必要になります。


よっぽど高熱が出て辛い時ならまだしも、そうではないのにむやみやたらと解熱鎮痛成分を摂取したり、鼻水やセキも出ていないのに抗ヒスタミン成分をとることは、体が治そうとして働いているのを邪魔することになりかねません。

セキや鼻水だって、体から追い出そうとする体の防御反応です。

風邪は、一分一秒を争うウィルスとの闘いではありますが、症状が無い、もしくは軽い状態なのに必要でもない成分の薬を服用することは、はたして本当の体のためになっているのでしょうか?


医療とは、人が持つ自然治癒力を無視したり、邪魔をするようなことがあってはいけません。


漢方薬は、そういった何かを無理やり止めたり邪魔したりすることはなく、自然に治そうとする力の手助けをしてくれるものです。


何の漢方薬を飲めばいいの?

漢方薬が誤解されがちなのは、効果が感じられなかったということが大きな原因ではないかと思います。

「風邪には葛根湯」という有名なキャッチフレーズがありますが、風邪をひいたからっていつでも誰でも葛根湯が効くのかというと、そんなことはないからです。

「飲んだけど、全然効かなかった」というのは、葛根湯が効く状態じゃなかったか、葛根湯のタイプじゃなかった可能性が高いです。


これも誤解によるものですが、よくある質問として、

「〇〇という病気なんだけど、何の漢方薬がいいですか?」

「〇〇という漢方薬が、〇〇(症状や病名)に効くと聞きました」

というものです。

この考え方は、西洋医学的な考え方で、漢方を選ぶ時の「証(しょう)」とはまったく異なるものです。

病名や症状だけで漢方薬を選別することは出来ません。

風邪も例外ではなく、

「鼻水が出るから、小青竜湯がいい」

「頭痛や肩コリがあるから葛根湯が効く」

など、誰にでも当てはまりそうな症状だとしても、必ずしもそれが効果があるわけじゃないのです。


一般的に漢方薬の効能効果を並べて、こういう時にはこの漢方薬が良いですよとお伝えしたところで、その方がどんな体質でどんなタイプなのかわからないのに、一概にはオススメできないのです。

それをしてしまうと、飲んだけど効かなかったということになり、漢方薬は効果が無いという誤解になりかねません。


それに、合ってもいない漢方薬を、病院で処方してもらって何ヶ月も飲んでいる方が多いです。

何ヶ月も効果が実感できていないのなら、それは合っているとはいえません。


「証(しょう)」が自分にピタリと合う漢方薬であれば、何がどう治っても不思議じゃないのです。


奥深くて、とても難しいのですが、知れば知るほど漢方薬って興味が出てくるものです。


「自分に合うものを見つけて、その時々で漢方薬を使い分けてみたい!」

「何が治るか、試してみたい!」


そう思ったあなた。

ぜひ、漢方まりもにご相談ください♪

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