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自分が冷えてること、気づけてる?「冷え性」と「冷え症」のちがい

こんにちは、漢方まりもです!

梅雨入りした今の時期、気温の上昇と共に湿度も上昇するため、過ごしにくい状態が続いていますね。


外に出ても、ムアッとした感覚になるため、日焼け防止に薄手のカーディガンを着るのもイヤで、半袖で出かけたくなっちゃいます・・・。

そんな蒸し蒸ししたある日、外出先で知り合いの方に話しかけられました。

なんでも、「冷えで困っている」そう。

冷えは年中、冬だけじゃなくて夏も辛いそうで、みんなが暑いからってクーラーの温度を下げるので、自分だけ上に羽織ったりするらしいのです。


どこが一番、冷えるのか?とお聞きしたところ、特に手足の指先が冷たくなるとのことでした。

聞いているうちに、(そういえば、私も昔は手足が冷たかったなあ)と思い出しました。

でも私の場合、それで困ったことはほとんどありませんでした。

というより、冷えてることに気づいてなかった、というのが正しいかもしれません。

モコモコになるのもイヤだし、冬でもわりと薄着気味で、マフラーも手袋もせず過ごしていました。


なんで冷えてるのに気づいたかっていうと、それがわかったきっかけは、人に手を握られたときです。握手したり、ふと触れた時など、「わ、冷たっ!」と驚かれて、私の方が「え、そうなの?」とびっくりするくらい、自覚がありませんでした。


知人のように、「冷え」てることで辛い症状がある人と同じように「冷え」ていても、症状もなければ自覚もなかった私。

これだけ感じ方が違うのはなぜでしょう?


「私、ひえしょうで・・・」という言葉はよく聞きますが、実は違いがあるんです。


冷え性は、体質的に手足が冷えやすい傾向のこと。

病名ではなく、いわば体の特徴(体質)のようなものですね。

私がこれに当たります。

冷え症は、その冷えが症状として実際に辛さを伴っている状態のこと。

冷えていることによって起きる症状ですね。

夏でも指先が冷たくて困る、自覚もしっかりある。

冷えすぎると頭が痛くなったり、具合悪くなる・・・

私の知り合いの方は、まさにこちらでした。

これは「冷え症」に当たります。


私の場合は、手足が冷たいことはあっても困ってはいなかったので、「冷え性」かもしれないけれど「冷え症」ではなかった、という位置づけになります。

同じ「ひえしょう」という読み方でも、意味がこんなに違うのは、なかなか面白いと思いませんか?


それと、気になるのが「同じくらい冷たいはずなのに、なぜ自覚の有無が分かれるんだろう?」という点です。

これ、東洋医学的に考えるとけっこう面白いんです。


ポイントとしては、体の中の「気」や「血」の巡り方の問題です。

冷え症の方の場合、体の中での温度差が大きいのではないかと考えられています。

例えば上半身(特に首から上)は熱がこもっているのに、末端は冷たいなど、この差(コントラスト)があるからこそ、「ここだけ冷たい」と体がはっきり感じやすいんです。


一方で、私のように人から言われないと自身の冷たさに気づけない、自覚がないタイプは、体全体のトーンがもともと控えめで、末梢と体幹の差があまりない場合があります。

末端も実際冷えているけど、体内での差がそこまでないので、体があまり問題視してないパターン。

体質としては、冷えやすい傾向のある「冷え性」です。

体質的なもので、「これが普通」と体が思ってしまっているため、特に目立った症状もありません。


ちょっと意外かもしれませんが、「辛いと感じられる」というのは、体がまだしっかり反応している証拠でもあって、逆に自覚がない方が、実は体の感知力(サイン)そのものが鈍っている、というケースもあるんです。


なので、「自覚もないし、症状もないから大丈夫」とは言えないんです。

「困ってないから今は大丈夫」と「だから一生気にしなくていい」は、別の話だということ。


東洋医学には「未病」という考え方があります。

まだはっきりした症状(病気)になっていなくても、体のバランスが整っていない状態のことです。

自覚も症状もなくても、手足が冷えているという事実そのものは変わりません。

このままずっと症状のない状態が続く保証はなく、体は年齢や生活の変化とともに、少しずつ変わっていくものです。

今は表に出ていないだけで、冷えがあることにより、いずれ何らかの形で出てくる可能性はあるんですよね。

だからといって、「今すぐ治療した方がいい」と言いたいわけじゃありません。

困ってもいない、症状もないものを、無理に治療対象にする必要はないと、私は思っています。


実際、私だって「冷え」をどうにかしようと思って日々ケアしてるわけではなく、全体的に整えていった結果、巡りが良くなって改善していった感じなんです。


これを読んでくれた方が

「今は大丈夫。でも、自分がどういうタイプなのかは知っておこう」

というくらいの、ゆる~い気づきになってくれたらいいなって思います。


そういう小さな気づきが、いざ体に変化が出てきたとき、大きな不調になる前の、早めに対処する手がかりになってくれるんです。


あなたは、自分の冷えに気づくタイプですか?

それとも、人に言われて初めて気づくタイプ?


どちらであっても、「冷たい」という事実に少し耳を傾けてみてください。

小さな変化でも気づけるようになることが、今後のあなたの健康維持に役立ってくれると思いますよ。


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