春を元気に!おすすめ朝の習慣
- 漢方まりも(店主:まりこ)
- 4月1日
- 読了時間: 3分
気の巡りを良くして春を元気に凄そう
春は、新しいことが始まるのも多い季節ですよね。
自然界では草木などの植物が芽吹き、動物も冬眠から目覚めて活発に動き始めます。
私たちの体も同じように変化の時期になりますが、この時期に「なんとなくだるい」「気持ちが落ち込みやすい」と、スッキリしない不調を感じる方がおられると思います。
春は東洋医学で「肝」の季節と言われています。
「肝」は気の巡りをコントロールしたり、血を貯蔵する働きがあり、この作用にトラブルが出ると、疲れやすくなったり、イライラしやすくなったりすることがあります。
そこで、毎朝の習慣を少し工夫して、春の不調を少しでも改善できるよう簡単なポイントを4つお伝えします。
おすすめの朝の習慣
① 朝はカーテンを開けて日光浴&深呼吸
朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう!
朝、太陽の光を浴びることで、体内時計が整い、夜の睡眠の質が向上します。
また、深呼吸をすることで新鮮な空気を体に取り込み、自律神経のバランスを整える効果もあります。ゆっくりと鼻から息を吸い、口から細く長く吐き出す呼吸を意識してみてください。
②軽くストレッチ
体をゆるめて 「気」の巡りをアップ!
朝、すっきり起きれていますか?
な~んか、体がバキバキ・・・と感じることないですか?
寝ている間に凝り固まった筋肉をやわらかくほぐすことで、血流が良くなり、気の巡りもスムーズにしてくれるのでオススメです。
特に首や肩、腰まわりを軽く回したり、伸ばしたりすると、スッキリと目覚めることができます。
お布団の上で、軽くほぐす程度でいいのでやってみてください。
③白湯(さゆ)を飲んで体を温める
胃腸を温めて、血の巡りを良くしよう!
白湯(さゆ)は、冷えた内臓を温め、消化器官の働きを助けてくれます。
朝に湯のみ一杯の白湯を飲むことで、胃腸が整い、1日のエネルギーをしっかり消化・吸収できるようになります。
また腸にあたたかい飲み物が入ることで、腸の運動を刺激しますので、お通じをつけるのにも効果的です。
冷たいものでも刺激しますが、胃腸をあたためることがおすすめですので、冷蔵庫から取り出した冷たい飲み物をとることは控えましょう。
④朝食は春の食材でエネルギーチャージ
旬の食材で 「肝」を整えて元気に!春におすすめの食材は、山菜や菜の花、新玉ねぎ、春キャベツなどの旬のもの、大葉やセロリなど香りのあるものです。
これらは、気の巡りを整える働きがあります。
酸味のあるもの(梅干しやレモンなど)や香りのあるもの(ミントやパクチーなど)は「肝」の働きを助け、春の不調を和らげてくれます。
ただし、食べ過ぎは逆効果ですので適度に取り入れて試してみてください。
春は、冬に比べて消化機能が弱まるので、消化に負担のかかるものはオススメできません。
食べ物に不安のある方は、香りを活用するのはどうでしょうか?
アロマを活用するのがおすすめです。
柑橘系の香り(オレンジ、グレープフルーツ、レモンなど)は、気分をスッキリさせてくれるので、朝に取り入れると一日を快適に過ごせますよ。
漢方でさらに体を整えましょう
春の不調が続く場合は、漢方薬の力を借りるのも一つの方法です。
「気持ちが不安定で落ち込みやすい」「だるさが抜けない」「イライラしやすい」といった様々な症状に対して、それぞれの体質に合った漢方薬を選ぶことで、より快適に春を過ごせるようになります。
『漢方まりも』の漢方相談では、お一人おひとりの体質や生活習慣に合わせた漢方薬の提案をしています。
取り扱っている漢方薬も質の良いものを取り揃えていますので、今まで漢方薬を試したけど効果がなかったと感じる方も、ぜひ、一度お試しください。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談くださいね!