夏の皮膚トラブル、「湿熱体質」かも?漢方的ケアで快適に!
- 漢方まりも(店主:まりこ)
- 7月25日
- 読了時間: 3分
汗っかきさん、夏は特に、困っていませんか?
汗でベタつくし、虫刺され、あせも、かぶれなど、皮膚のトラブルが気になる!
そんなお悩み、抱えていませんか?
年齢を重ねると、汗のかき方や肌のコンディションも若い頃とはちょっと違ってきて、
「いつもより傷跡も治りにくい」
「臭いが気になる」と感じる方も増えてきます。
実はこうしたトラブル、漢方では「湿熱(しつねつ)」が関係していることが多いと考えられています。
こんなタイプの方は要注意!
「湿熱(しつねつ)」とは、体の中に余分な水分がたまって、それが熱を帯びている状態のこと。
蒸し暑い季節や、食生活・生活習慣によって悪化しやすいとされます。

こんな方はいませんか?
□ 暑がりで汗っかき
□ 脂っこい食事やお酒が好き
□ おりものが多い
□ 体臭や口臭が気になる
□ ベタっとした便が出やすい
□ 舌に黄色っぽい苔がついている
いくつか当てはまる方は、「湿熱タイプ」かもしれません。
例えば、毎晩ビールと揚げ物が習慣になっているAさん(56歳)
汗っかきで背中にかゆみが出やすく、湿疹のようなものが治りにくい…
さらに近頃は、汗が臭う気がする…
そんな症状も、「湿熱」が関係しているかもしれないサインなんです。

湿熱体質の養生法~今日からできること~
湿熱は溜め込まないことが大切。
食べ物や生活習慣で、体の内側から整えていきましょう。
◆取り入れたい食べもの・習慣
緑豆(なければ豆もやし)、ハト麦茶、とうもろこしのヒゲ茶
きゅうり、セロリなど体を冷やす野菜
脂肪分の少ない魚や鶏肉(ささみやむね肉など)
軽い運動でデトックス、ぬるめのお風呂でリラックス

◆避けたいこと
脂っこい食事や甘いもの
激辛など刺激の強いもの
キンキンに冷えた飲み物(ビールなど)
夜更かしや早食い

これらをすべて実行するのは難しくても、こういうことで悪化するという意識を持つだけでも抑止力になります。
焦らず、体をじんわり整えることで、皮膚トラブルの出にくい状態をつくっていけます。
あなたの夏をもっと快適に。漢方薬も選択肢のひとつ
「養生もがんばっているけど、まだつらい…」
「改善方法を取り入れるのは、難しい!」
安心してください(笑)
漢方薬がありますよ!
自分だけの力で頑張るのはキツイ!
そんな時は、漢方薬の力を借りてみるのも一つの方法です。
体質に合った処方を選ぶことで、体の中から余分な湿や熱を追い出し、皮膚トラブルの根本改善につながります。
夏が苦手、汗をかきやすい、毎年あせもやかぶれがつらい…そんな方は一度、自分の体質を見つめ直してみませんか?

まりもの漢方相談では、カウンセリングの中でじっくりとお話を伺いながら、お一人おひとりの体質に合った漢方薬や養生法をご提案しています。
気になる症状があれば、それが本格的に病気へと移行する前に、お気軽にご相談ください!
病気になる前の予防ケア、未然に防ぐために…
健康な状態のうちに、漢方薬を毎日の生活に取り入れてみませんか?