アゴ・こめかみ・肩の痛み…実は「食いしばり」かも!?
- 漢方まりも(店主:まりこ)
- 8月1日
- 読了時間: 2分
「なんだか朝起きた時、特にアゴや肩が痛いかも…」
そう思ったこと、ありませんか?
実はその痛み、無意識の「食いしばり」が関係しているかもしれません。

実はみんな、けっこうやってます
歯ぎしりや食いしばりは、決して珍しいものではありません。
程度の差こそあれ、9割近くの人が経験しているとも言われています。
日中ふと気づくとグッと奥歯に力が入っていたり、朝起きたらアゴが疲れている気がする…
そういえば頭痛も、こめかみが痛むことが多いかも??
なんて思ったら、知らないうちに奥歯に力が入っているのかも!

食いしばりが招く悪循環
アゴの筋肉が緊張すると、首や肩、背中の筋肉までガチガチに。
さらに、交感神経(ストレス時に働く神経)が活発になると、食いしばりはより起きやすくなります。
「なんでこんなに肩がこるんだろう?」
と思っていたら、実はアゴからの連鎖反応だった…
なんてことも少なくありません。

簡単セルフチェック、してみましょう
次のチェック項目に、あなたはいくつ当てはまりますか?
口を閉じたとき、上下の奥歯が常に触れている
頬の内側に白いスジや横線がある
舌に歯の跡がついている
こめかみやアゴに違和感・痛みがある
虫歯じゃないのに歯や歯ぐきが痛い
頭痛や肩こりが慢性的にある
ひとつでも当てはまったら、アゴの緊張や食いしばりを疑ってみてくださいね。

気づいたら、ゆるめてみる
無意識の癖は、「気づくこと」から変わりはじめます。
口を閉じているとき、歯と歯は触れ合っていないのが本来の自然な状態。

気づいたときに「ふ〜」っとアゴをゆるめてあげるだけでも、だいぶ違いますよ。
夜間の歯ぎしり対策には、マウスピースもおすすめです。

ストレスがたまると、グッと力が…
実は、食いしばりの背景には、噛み合わせの問題以外に「ストレス」や「緊張」が深く関わっています。
いろんなことをがんばりすぎて、気づけばアゴに力が入っている・・・。
そんなあなたにこそ、漢方薬という選択肢も知ってほしいのです。
漢方薬は、ストレスで高ぶった交感神経や、緊張した筋肉のケアなど、体と心、どちらにもやさしく寄り添うケアができますよ。
「あれ?これ、私のことかも…」と思った方は、ぜひ一度、お話ししてみませんか?

無理にがんばらなくても、ちょっとずつ、ゆるめることから始めてみましょう♪
あなたに合った漢方とカウンセリングで、心と体に「ホッ」とできる時間を心掛けています。
どうぞお気軽にご相談くださいね!