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それって秋バテ? 夏の疲れ、ひきずっていませんか?

10月9日
読了時間: 5分

こんにちは、漢方まりもです!

涼しくなって過ごしやすくなってきたな〜と思いきや、朝なんかは結構冷えるようになってきましたね。

この前まであんなに暑かったのに……。

ホント、気温の変化がすごくないですか?

夏の間も体調を崩していた方はいましたが、ここ最近、また体調を崩す方が増えてきました。

涼しくなったんだから、もっと元気になってもよさそうなのに。

もしかしたら、それって「秋バテ」と呼ばれる状態かも……?


秋バテって、なに?

夏バテはよく聞きますよね。

暑さで食欲がなくなったり、体がだる〜くなったり。


秋バテは、夏の疲れが抜けきらなかったり、秋の寒暖差に体がうまく対応できなかったりして、体調を崩してしまうことを指す言葉です。

では、夏の疲れって、どういうことなんでしょう?

ちょっと夏の過ごし方を振り返ってみましょう!


「体調が悪いのは今なのに、なんで夏の話?」

まあまあ、ちょっとお付き合いください(笑)


炎天下で汗をたくさんかいて、その後は冷房の効いた部屋で過ごす。

お風呂はシャワーでさっさと済ませて、アイスやキンキンに冷えた飲み物を楽しむ。

さらには夜遅くまで飲んだり食べたり、ついつい夜更かし……。


「え? 毎年の光景ですけど?」って?(笑)


もちろん、暑いときの冷房や水分補給は大切です。

熱中症対策は欠かせませんからね。


ただ、暑さによる体力の消耗や、冷たいものの摂りすぎによる胃腸の不調、睡眠不足などが重なると、疲れがたまってしまうことも。

東洋医学では、夏の暑さによって「気」や「津液(しんえき)」が消耗すると考えるんです。

気は、体のさまざまな働きを支えるエネルギーのようなもの。

津液は、体を潤す水分のことです。

そして、夏から秋への移り変わりには、東洋医学でいう「脾」の働きにも気を配りたいところ。

この「脾」が、秋の養生にも関係してくるんですよ。


秋は「肺」の季節。でも「脾」も関係している?

東洋医学では、季節と五臓には深い関係があると考えます。

春は「肝」、夏は「心」、長夏は「脾」、秋は「肺」、冬は「腎」・・・

秋は「肺」の季節なんですね。

肺は呼吸や気の働き、体の潤い、皮膚や鼻などとも関係しています。

そして、肺が苦手とするのが「乾燥」

だから秋は、乾燥から体を守ることが大切なんです。

でもね、秋だからといって、肺だけをいたわればいいわけではありません。

脾と肺は、五行説では親子の関係なんですよ。


五行説というのは、自然界や体の働きを「木・火・土・金・水」の5つに分けて考える、東洋医学の理論です。


脾は「土」、肺は「金」に属し、土が金を生み出す「土生金(どしょうごん)」という関係にあります。つまり、脾がお母さんで、肺が子どもにあたります。

親である脾は、食べたものから気や血を生み出す働きに関係しています。

そして肺は、呼吸によって取り込んだ清気と、脾から送られてきたものをもとに、体の気を生み出す働きに関係しています。


親が疲れると、子どもにも影響する?

お母さんが元気いっぱいなら、子どものお世話もできますよね。

でも、お母さん自身が疲れきってしまったら?

子どもを十分にケアすることが難しくなるかもしれません。

(世のお母さんたちは、自分のケアよりまず子ども!って頑張る方もおられることは、十分承知していますが・・・)


東洋医学でも、親である脾が弱ると、子である肺を十分に養えず、肺の働きにも影響することがあると考えられているんですね。

例えば、脾の働きが弱ると、食欲不振や胃もたれ、疲れやすさなどがみられますし、さらに肺の気も不足すると、息切れや咳、声に力がないといった不調が現れることも・・・


ただし、脾が弱れば必ず肺も弱るというわけではありません。

また、秋に気になる咳や肌の乾燥、便秘なども、すべて脾の弱りが原因というわけではないんです。

秋の乾燥による不調と、脾の弱りが肺に及ぶ状態は、東洋医学でも区別して考えたりしますし、ひとつの症状だけでなく、体全体の状態を見ることが大切なんですね。


秋の養生って何をすればいいの?

さて、ちょっと難しいお話になりましたが(笑)

脾と肺の関係は、なんとなく、伝わったでしょうか?


秋の養生で大切なのは、夏の疲れをいたわりながら、季節の変化に合わせて暮らしていくこと。

そして、次に迎える「冬」に向かって体を整える時期でもあります。


例えば・・・

  • 食生活を見直す:胃腸の調子に合わせて、温かい汁物や消化に負担の少ない食事を取り入れる。

  • 睡眠をしっかりとる:夜更かしを控えて、疲れをため込まない。

  • 適度に体を動かす:散歩やストレッチなど、無理のない運動で気血の巡りを意識する。

  • 好きなことを楽しむ:心がほっとする時間も大切にする。


ちなみに私は、読書に映画にゲームに・・・

(って、それ、前回でもお伝えしましたね)


それに、秋じゃなくても楽しんでますけどね(笑)

ただ、好きなことでも、やりすぎて寝不足になったら本末転倒!

・・・自分にも言い聞かせています(笑)


秋は、夏の疲れをいたわる季節

東洋医学では、季節ごとに養生の考え方があるんです。

でも、季節はそれぞれ独立しているわけではないですよね。

夏の過ごし方が秋の体調に関わることもあれば、秋の過ごし方が冬につながることもあるように、無関係ではないんです。


今回ご紹介した脾と肺の親子関係も、そんな体のつながりを考えるための、ひとつの見方と思ってもらえたらいいかな。

「秋だから肺だけをいたわればいい」というわけではなく、夏の疲れが残っていないか、胃腸の調子はどうか、ちゃんと休めているか。

そんなふうに、自分の体全体に目を向けてみてくださいね。


もちろん、不調が長引くときは、秋バテだから仕方ない、なんて決めつけず専門のところに相談するなど、確認することも大切です。


完璧な生活なんて、私もできませーん(笑)


ストレスになっちゃいます。

でも、自分の体が出しているサインに気づいて、できることから少しずつ。


無理せず、自分のペースで秋を元気に過ごしましょう♪

それでは、また!漢方まりもでした。

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