まりものやらかし談~持ってて良かった漢方薬~
こんにちは、漢方まりもです!
皆さん、陶器は好きですか?(いきなり)
佐賀には、有田焼や伊万里焼、唐津焼など、有名な焼き物がいろいろあります。
・・・が、私はあまり好みではなくて、有名な佐賀の陶器市にもなかなか行かずじまい。
以前、お隣の福岡県へ小石原焼を見に行ったこともあるんですが、そのときもあまり好みのものが見つからず・・・
(変なこだわりがあるせいか・・・?)
娘から、「波佐見焼もオススメだよ」と言われていたので、娘と一緒に長崎県の波佐見へ行ってきました。
波佐見といえば波佐見焼!
カフェなどに立ち寄っても、波佐見焼の素敵な器で出てきたりするので、「可愛いな~」とテンションもあがります♪
お店もたくさんあって、「これもいいね〜」「こっちも可愛いね〜」なんて言いながら、娘と楽しく見て回っていたんですが・・・
まさかこのあと、悲しい出来事が起こるとは思わず・・・
今日はそんな「まりものやらかし談」ですが、よければお付き合いください。
この日は、天気予報では雨は降らない予定だったため、いつもバッグに傘を入れている娘も傘を持たず。
そして、天気予報を見ないうえに、雨が降っていても傘を持たない族のまりも。
ほんと、親子で全然違います(笑)
ところが天気が急変。
急にザーッと降ったかと思えば止んだり、小雨がぱらついたり。
(長崎はいつも雨??)
不安定な天気ではありましたが、お店があちこちにあるので、それほど濡れることもなく買い物を楽しめました。
私も娘も好みのものを見つけて購入し、「さて、そろそろ帰ろうか」とお店を出たころ、また雨が降り始めました。
でも、「これくらいなら大丈夫でしょ~」と、そのまま歩いていたんです。
長崎って坂が多いですよね。
帰り道は下り坂。
しかも、かなり急な坂道。
濡れた坂道を下りながら、娘に、「滑るから、転ばないように気をつけてね!!」なんて言っていた、その矢先。
ツルッ!!
転んだのは私。
(気をつけてないんかい)
しかも、斜め掛けしていた黒いバッグを思いっきり下敷きにして、尻もちをつきました。
皆さん、大人になってから、こんな派手に転ぶことってあります??
(私はある)
めっちゃ恥ずかしかったけど、それ以上に
・・・痛い!!
打ったのはお尻なのに、なぜか左肩が痛い!!
「お母さん、大丈夫!?」
と娘が心配するなか、なんとか立ち上がり、
「肩が痛い~。なぜお尻は痛くないんだ?」
と思ったところで、ふと気づきました。
私「バッグを下敷きにしたから?( ゚д゚)ハッ! 買ったものって大丈夫!?」
娘「いや、転んだとき、ガシャンって音したよ・・・」
えっまさか。
バッグの中を見てみると、さっき買ったばかりの湯のみが割れてる。
しかも、よりによって娘が選んだ湯のみ。
「あぁぁ、ごめん(泣)」
なんで自分のじゃなくて、娘のが割れるんだよぉ・・・。
「ごめん、また買いに行こう!」
という私に、娘は湯のみどころではなく、
「いや、もうそれはいいよ!それより大丈夫!?」
と私の心配。
(本当、申し訳ない……)
改めて自分の体を観察したところ、転んだときはお尻をついたんですが、痛いのは左肩。
痛む側の腕を上げようとすると、「いたたた!」と上がらない。
ふと左手を見るとなんか紫色になってて、腫れてる。
痛いのは左肩なのに、なんで手がこんな色に!?
肩の部分が痛いので、そこから先、指までの血流が悪くなっているからかなぁ?
頭に浮かぶのは、漢方でいう「瘀血(おけつ)」状態。
瘀血というと、普段の漢方相談では、月経のことや冷え、血流などのお話の中で出てくることが多いんですけど、打撲や打ち身など、急に体へ強い力が加わったときにも「血の滞り」という見方をすることもあります。
普段は飲めない漢方薬も、こんなときなら?
そこで今回飲んでみたのが、桂枝茯苓丸と桃核承気湯。
どちらも「瘀血」を考えるときに使うことのある漢方薬です。
私は普段なら、この漢方薬をずっと飲めるタイプではありません。
ところが今回は、
「お?普通に飲める・・・」
飲めない時のように「ウエッ!」ともならず、すんなり飲める。
漢方薬ってこういうのがおもしろいんですよね。
「この症状には、この漢方薬」と単純に決まっているものではなく、同じ人でも、そのときの体の状態によって使うものが変わります。
普段は合わないものが、一時的な体の変化によって使えることもある。
今回の私も、そんな一例でした。
この日は桂枝茯苓丸と桃核承気湯を一包ずつ飲み、寝る前にももう一度。
痛みはだいぶおさまっていましたが、腕はまだすんなり上がらなかったので、
「明日の朝、良くなってたらいいなぁ」と思いつつ、就寝。
そして翌朝……
起きて、まず左手を見てみると、
「おお!戻ってる!」
紫色になっていた手が、いつもの色に。
そして恐る恐る肩も上げてみると・・・
「あ、上がる!」
前日は腕を上げると痛かった肩も、ずいぶん楽になっていました。
よしっ、復活したぁ~!!
よかった、よかった。一件落着。
・・・湯のみは復活しませんでしたけど(笑)
今回の出来事は、私自身のちょっとした失敗談ですが、漢方薬というと、「慢性的な症状に、長く飲むもの」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも東洋医学では、「今、この体はどういう状態なんだろう?」と考えるので、急な体の変化に漢方薬を使うこともありますよ。
今回の話から、「へぇ~、漢方薬ってそんな使い方もあるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
とはいえ、こんな失敗を繰り返していたら、そのうち本当に骨折しそうなので気をつけなければ・・・(汗)
あっ、ちなみに、今回の私のケースは軽傷だったから良かったけど、打撲のあとに強い痛みや腫れがある、動かしにくい、しびれがあるなど、症状が強い場合は、漢方薬だけで様子を見ず、医療機関で診てもらってくださいね。
そして皆さん。
雨の日の坂道で「転ばないようにね」と人に言うときは、自分の足元にもお気をつけください(笑)
(え?私だけ?すみません~)
後日談として・・・
※この時に割らなかった私のマグカップは、
使っている時にうっかり落として割っちゃいました・・・
(どっちにしろ割る私)
娘とまた波佐見に行き、新たに湯のみを購入させていただきました。
波佐見焼、可愛いものが多くてオススメですよ♪



