秋の乾燥注意報!肌とノドを守る漢方的セルフケア
- 漢方まりも(店主:まりこ)
- 9月26日
- 読了時間: 3分
こんにちは、漢方まりもです!
すっかり秋らしい空気になってきましたね。
佐賀ではここ数日、涼しいかなと思える気温が続いています。
涼しくなるのは良いけれど、秋といえば…食欲の秋!
いや、今日はそれではなく、「乾燥注意報」!です♪
「最近、お肌がカサカサしてる気が・・・」「のどがモサモサして、声が枯れる」
そんなお悩み、増えていませんか?
今回は、漢方的な視点で「秋の乾燥」について簡単にお話しします。
美容の大敵!肌の乾燥
鏡をのぞいたとき、潤いが足りず、カサついた肌に「うわ~…」となったこと、ありませんか?
特に目元なんて、乾燥がダイレクトに目立ちますよね(汗
秋は空気が乾燥しやすく、さらに漢方では「肺」がダメージを受けやすい季節になるんです。
肺は体をうるおす「気」と「津液(水分)」を全身に巡らせる役割があるため、肺が乾燥すると肌もうるおい不足に。
こじわ・かゆみ・肌荒れの原因になりやすいんです。
のどの乾燥=免疫力ダウン?
のどのカサつきにも要注意!
「空ゼキ」「声がれ」「もさもさした違和感」…。
上気道粘膜である口や鼻などが乾燥すると、粘膜のバリア機能が落ち、ウイルスや菌がくっつきやすくなります。
実は肺は免疫にも関係が深い臓。
のどの乾燥は、ただの不快感だけでなく「感染症への入り口」をオープン状態にしてしまう危険性があります。
呼吸器系のアレルギーをお持ちの方ですと、乾燥が気になるこの時期、症状が出やすくなる方もいらっしゃいます。
セルフケアは外側+内側からが◎
まずは、簡単にできる保湿ケアからでも始めませんか?
お肌は保湿パックや、お風呂上りにボディクリームでスキンケア!
ノドが乾燥しないよう、部屋の湿度にも注意してみて!
お部屋の湿度は40~60%を意識して加湿器などを利用するとか、濡れたタオルを乾燥防止として部屋干ししておくのもオススメです。
ちょっとしたことですが、こうした工夫だけでも、乾燥を防ぐことができますよ♪
でも年齢とともに体の中の潤いが減っていくのは仕方のないこと・・・
「肌の奥の乾燥」や「のどの奥のうるおい不足」は、外からのケアだけでは限界があることも。
そこで頼れるのが、内側からのアプローチ=漢方薬です。
年齢とともに増える内側の乾燥
50代の女性からもいただくお悩みに、肌やのどの「うるおい不足」による不調があることも。
・話している途中でノドに違和感が出てきて、声がかすれてしまう
・前と同じスキンケアしているのに、メイクがうまくのらない・・・
これは年齢とともに“腎のうるおい”が少なくなることも関係しています。
「最近、昔より乾きやすくなった気がする…」
そう感じたら、それは体からの潤い不足のサインかもしれません。
乾燥対策は早めに!
秋の乾燥は、美容にも健康(免疫)にも直結する大問題。
バリバリに乾燥してダメージを負ってしまい、慌てて保湿ケアを取り入れるより、乾燥しないように日頃からケアすることが大切です。
「肌もうるおって、のどもスッキリ」
そんな毎日を送れるように、外から&内からのケアをバランスよく取り入れていきましょう。
もし「私の場合はどうしたらいい?」と気になったら、ぜひお気軽にご相談くださいね。
あなたに合った漢方薬で、体の中からしっかりうるおいチャージしていきましょう♪
漢方まりもにご相談いただくと、カウンセリングでお悩みをじっくり伺い、心と体の両面からサポートさせていただきます。
乾燥に負けない秋を一緒に過ごしましょうね~♪



