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漢方的に見る秋の疲れと、ゆる養生3選

最近、「休んでも疲れが抜けない」と感じていませんか?

ちゃんと寝ているのに朝からだるい。

休日も、何かしようと思っていたのに、気づけばスマホを見て1日が終わる・・・


夏が終わり、秋へと移行していく季節の中、なんとなく気分がすぐれないと感じる人が増えています。

実はこれ、漢方では気(き)の巡りが滞っているサインでもあります。


「なんとなく疲れ」は気の巡りの滞りから

東洋医学でいうとは、体と心を動かす、見えないエネルギーのようなものです。

この気は常に動いていることが基本です。

気が、スムーズに流れていると、私たちは自然と前向きに動けます。


でも、ストレスや冷え、天気の変化、そして考えごと(悩み事)が多い日々・・・

いろんな要因が続くと、気の巡りが悪くなり、体の巡りも心の流れも鈍くなってしまいます。


その結果・・・

・寝てもスッキリしない

・ため息が増える

・やる気が出ない


こんな「なんとなく不調」が起きやすくなるのです。

今日は、そんなときに試してほしい「気をゆるやかに整えるゆる養生3選」をご紹介します!


なんとなく疲れに効く ゆる養生3選


① 白湯をゆっくり飲む(朝日を浴びながら)

朝の一杯の白湯は、眠っていた胃腸をあたため、を生み出す力をやさしく動かしてくれます。

そしてできれば、朝日を浴びながら飲んでみてください。

朝の光は体内時計を整え、体の中に陽の気を呼び覚まします。


白湯で内側を温め、朝日で外からも気を巡らせる。


このふたつの温もりが合わさることで、心も体も、少しずつ「動き出すモード」に切り替わります。


白湯が苦手な方もおられますよね。

そういう方は、ノンカフェインのお茶でもOK!

胃腸に負担の無い飲み物で、やさしく目覚めさせてあげましょう♪


② 寝る前のスマホをお休み

夜は、本来「気」が静まっていき、体(脳も)が休む時間。

けれどスマホの光は、覚醒作用があるため、気を上に引っぱり、頭と心を目覚めさせてしまいます。


寝る前の時間だけでもスマホを置き、部屋の明かりを消して深呼吸してみてください。

光の刺激をやわらげ、を静める時間を早めに作ってあげましょう。


③ 無理にポジティブにならなくていい

「元気出さなきゃ」

「頑張らなきゃ」


基本的に、周りに気づかいをしてしまうタイプの方は、自分よりも他人を優先しがち・・・。


自分さえ我慢すれば・・・、

自分がやればよいだけ・・・


と、ついつい、無理して頑張ってしまいます。


そして、疲れてしまう自分を責める傾向があるんですよね・・・。

もう充分、がんばっているあなたは、時には休んで良いのです。

頑張れば頑張るほど、心も体も力が入って強張ってしまいます。


気は常に流れてこそ元気にいられます。

ときには、ぼーっとしたり、泣いたり、わがままになって自分の気持ちを優先させてみましょう。

力を抜くと、体と心の緊張もゆるみ、気が流れやすくなります。


「ゆるく整える」がいちばん効く

疲れを取るためにがんばって何かをするより、今の自分の気の流れを整える方が、ずっと早く回復します。


体も心も、休むことを恐れずに。

「今日もよくがんばったね」と、自分を甘やかしてみてください。


心と体は繋がっています。

特に何もしていないのに、疲れが抜けない・・・

それは心からのサインかもしれません。

出来る範囲で、がんばらず、ゆる~く整えることが効果的です♪



「なんとなく疲れているけど、病院に行くほどではない」


そんな時こそ、漢方の考え方が役に立ちます。

漢方まりもでは体と心の声をやさしく聞くお手伝いをしています。

もし気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね!

心と体によりそう漢方相談

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