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東洋医学での「血虚」ってなに?

人の身体に流れている「血」

この「血」での不調は、主に「瘀血」「血虚」と呼ばれるものがありますが、今回は「血虚(けっきょ)」について!


血虚ってなに?

血虚とは、体の中の血(栄養やうるおい)が不足した状態のこと。

東洋医学でいう「血」は、単なる血液だけでなく、全身に栄養を運ぶ役割があり、さらに心を安定させ、体を温める大切な働きをしています。


この血が足りなくなると、体や心にじわじわと不調が出やすくなります。


相談の段階で「この方は血虚の傾向があるな」と思っても、血が不足していますね、なんて言うと

「いえ、貧血ではありません」

「血液検査の結果では問題ありません」

と言われる方も多いのですが、西洋医学でいうところの血液とは少し概念が違うため、血虚の方でも検査結果では問題ない方もいらっしゃいます。


血虚になると、どんな症状が出やすい?

血虚タイプの人は、

・顔色が白っぽく、ツヤがない

・めまい、立ちくらみが起こりやすい

・肌の乾燥、白髪、抜け毛などのトラブル

・眠りが浅い、夢をよく見る

といった症状が出やすくなります。


さらに血虚が進むと、冷えを感じやすくなったり、不安感や落ち込みやすさが強くなることも・・・。


血虚チェック(当てはまるものはいくつ?)

以下のような症状がある方は血虚の可能性が高いので、チェックしてみてくださいね。

□ 顔色が青白い・血色が悪い

□ 立ちくらみ・めまいがよくある

□ 髪が抜けやすい、白髪が増えた

□ 肌が乾燥しやすくツヤがない

□ 爪が割れやすい・薄い

□ 目がかすむ、目が疲れやすい

□ 眠りが浅い・夢をよく見る

□ 不安になりやすい、落ち込みやすい

□ 月経不順、経血量が少ない

□ 足がつる・手足がしびれることがある


3つ以上当てはまる方は、血虚傾向が考えられます。


血虚さんがやりがちなNG3つ


NG① がんばって動けば、元気になると思っている

血虚は、すでに血が足りない状態。

激しい運動や動きすぎは、残り少ない血をさらに消耗します。

血虚タイプさんは、割と真面目な方が多いような印象で、頑張らなきゃ!と体調が悪くても休まずに無理してやってしまう、そんな感じ・・・。

運動は余力がある時だけでいいですし、激しい運動ではなく、散歩や軽いストレッチくらいがちょうど◎。


NG② 夜更かし・スマホなどで目を酷使する

血は夜、眠っている間に蓄えられます。

そして目は血を消耗するんですよね~。

なので、夜更かしや目の使いすぎは、血虚さんには大きな負担。

目を閉じて休む時間も、立派な養生です。


NG③ 食べているつもりで、血を作れていない

血虚さんは気虚(消化の弱り)を併発しやすいタイプ。

そもそも活用できる「血」が不足しているため、食事などで補う必要があります。

そして食事からしっかりと血液を作るためには消化吸収が大事なのです。

早食い・冷たいもの・偏った食事では、良質な血は作れません。

よく噛んで、温かいものを、そして栄養バランスにも気をつけましょうね。


血虚さんは、がんばるほど、無理するほど、つらくなりやすい傾向があります。


なんだかキツイなという時、体からのサインを放置せず、しっかり休むこと、ゆるめること、早く寝ること。

それは甘えではなく、体を立て直すための大切な一歩です。

病気になってしまう前に!

あなたのカラダはあなた自身で守ってあげてくださいね。

それでも不調が続いてしまう、不安な時はどうぞ、漢方薬をお役立てくださいね♪

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