食事と生活習慣で腸を整える(アレルギーをやさしく学ぶ⑤)
- 漢方まりも(店主:まりこ)
- 3月20日
- 読了時間: 4分
花粉症対策は「体の中」から整える
花粉症というと、「花粉が原因」として考えられがちですが、実はそれだけではありません。
体の状態によって、花粉に対する症状の出方は大きく変わってきます。
なぜそうなるのか?
前回、花粉症は、花粉だけでなく、腸と免疫のバランスが関係しているというお話でした。
腸内環境が乱れると、免疫のバランスも崩れやすくなり、アレルギー症状につながっていくからなんです。
そこで、腸を整えることが大事ってことで、今回は食事と生活習慣について、です♪
今回のポイント
花粉症対策として、腸を整えるために意識したいのはこの5つです。
腸を整える食事
冷やしすぎない
砂糖・加工食品は控えめ
睡眠
自律神経
どれも特別なことではありません。
でも、これがけっこう大事で、私だって守れているかと言われると、正直、う~んとなります(汗
結局は、毎日の積み重ねになるんですよね。
食事でできること
☑腸を整える食事
発酵食品や食物繊維は、腸内のバランスを整える助けになります。
腸が整うことで、免疫も安定しやすくなりますよ。
取り入れやすいもの
・味噌汁
・納豆
・野菜(特に根菜・葉物)
・海藻類
※発酵食品はキムチなどもありますが、アレルギー体質の方は、腸への負担のため刺激物系はあまりオススメしません。
☑砂糖・加工食品は控えめに
砂糖や加工食品は、悪玉菌のエサになりやすく、腸内バランスを崩しやすくなります。
さらに、腸の壁がゆるみやすくなり(バリア機能低下)、入ってきてほしくないものまで体に取り込んでしまうことにもなります。
こんなものはとりすぎ注意
・お菓子、ジュース
・菓子パン
・インスタント食品
・加工された調味料系
☑たんぱく質不足に注意
たんぱく質は、人の身体を構成する大切な栄養素ですが、インスタント食品が増える中、不足している方も少なくありません。
たんぱく質は、免疫細胞を作り出す材料にもなっています。
そのため不足してしまうと、当然体を守る力も弱くなりやすいです。
取り入れやすいもの
・卵
・魚
・肉
・豆腐、大豆製品
※1食ですべてのバランスを補おうとせず、1日とか数日間でなど、トータルで考えてみてくださいね。
☑冷やしすぎない
食事に関してですが、ここは誤解されやすいポイントが・・・
食事は温かければOKではなく、食べ物自体にも体を冷やす性質があるってご存じですか?
冷たい飲み物とかはもちろんですが、例えば南国で採れるものだとか、夏が旬のもの、生で食べれる野菜など、冷やしてしまう「寒性」のものがあります。
アレルギー体質の方や、冷えやすい方は避けた方が良いですね。
必ずしも「温度があったかいなら体を温める」わけではない、という視点が大切です。
生活習慣でできること
☑睡眠
しっかり眠ることは、体の回復や免疫の安定に直結します。
☑自律神経を整える
ストレスや緊張が続くと、自律神経が乱れ、炎症にも影響します。
ぼーっとする時間をつくったり、スマホから少し離れるなどもやってみてね。
☑呼吸
浅い呼吸は、体を緊張状態にしやすくなります。
深呼吸は自分で意識して自律神経を整える方法です。
肩に力が入ってるな~と感じたら、ゆっくり吐くことや、吸う時はお腹に空気を入れるイメージでやってみてくださいね。
☑軽く体を動かす
体を動かすことで、血流やバランスが整いやすくなります。
激しい運動や持久力がいるような、特別なことはしなくてOK!
軽い散歩やストレッチ程度でも効果はあります。
☑体を冷やさない
花粉症などのアレルギーの方は冷えを感じる方や、もしくは自覚がなくても内臓が冷えている方が多いです。
外気から体を冷やしてしまわないよう、首・お腹・足首などを冷やしすぎないように注意しましょう。特に、足(下半身)の冷えには気を付けて。
☑花粉との距離をとる
シンプルですが、基本中の基本ですよね。
そして効果的です。
帰宅後すぐ着替えたり、顔や手を洗って、顔についた花粉を洗い流しましょう。
完璧を目指さない
腸や生活習慣が整ってくると、免疫のバランスが安定し、花粉症のつらさがやわらぐこともあります。冷えやすいタイプの方は、温めることを優先的に。
ストレス過多の方は、自律神経を整えることを優先して。
そして食生活が乱れている方は、腸内環境を整えることを意識して、まずは取り入れることが出来る範囲からやってみましょう!
すべてを完璧にしようとすると、それはストレスになりますので、これならずっと続けられるというレベルで、取り入れてみてくださいね。
次回は、アレルギーについての最終回
花粉症になりやすい人についてお話ししたいと思います!



