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まりものやらかし談~持ってて良かった漢方薬~

9月18日
読了時間: 5分

こんにちは、漢方まりもです!

皆さん、陶器は好きですか?(いきなり)


佐賀には、有田焼や伊万里焼、唐津焼など、有名な焼き物がいろいろあります。

・・・が、私はあまり好みではなくて、有名な佐賀の陶器市にもなかなか行かずじまい。


以前、お隣の福岡県へ小石原焼を見に行ったこともあるんですが、そのときもあまり好みのものが見つからず・・・

(変なこだわりがあるせいか・・・?)


娘から、「波佐見焼もオススメだよ」と言われていたので、娘と一緒に長崎県の波佐見へ行ってきました。


波佐見といえば波佐見焼!

カフェなどに立ち寄っても、波佐見焼の素敵な器で出てきたりするので、「可愛いな~」とテンションもあがります♪

お店もたくさんあって、「これもいいね〜」「こっちも可愛いね〜」なんて言いながら、娘と楽しく見て回っていたんですが・・・


まさかこのあと、悲しい出来事が起こるとは思わず・・・

今日はそんな「まりものやらかし談」ですが、よければお付き合いください。


この日は、天気予報では雨は降らない予定だったため、いつもバッグに傘を入れている娘も傘を持たず。

そして、天気予報を見ないうえに、雨が降っていても傘を持たない族のまりも。

ほんと、親子で全然違います(笑)


ところが天気が急変。

急にザーッと降ったかと思えば止んだり、小雨がぱらついたり。

(長崎はいつも雨??)

不安定な天気ではありましたが、お店があちこちにあるので、それほど濡れることもなく買い物を楽しめました。


私も娘も好みのものを見つけて購入し、「さて、そろそろ帰ろうか」とお店を出たころ、また雨が降り始めました。

でも、「これくらいなら大丈夫でしょ~」と、そのまま歩いていたんです。


長崎って坂が多いですよね。

帰り道は下り坂。

しかも、かなり急な坂道。


濡れた坂道を下りながら、娘に、「滑るから、転ばないように気をつけてね!!」なんて言っていた、その矢先。


ツルッ!!


転んだのは私。

(気をつけてないんかい)


しかも、斜め掛けしていた黒いバッグを思いっきり下敷きにして、尻もちをつきました。

皆さん、大人になってから、こんな派手に転ぶことってあります??

(私はある)

めっちゃ恥ずかしかったけど、それ以上に


・・・痛い!!


打ったのはお尻なのに、なぜか左肩が痛い!!


「お母さん、大丈夫!?」

と娘が心配するなか、なんとか立ち上がり、

「肩が痛い~。なぜお尻は痛くないんだ?」

と思ったところで、ふと気づきました。


私「バッグを下敷きにしたから?( ゚д゚)ハッ! 買ったものって大丈夫!?」


娘「いや、転んだとき、ガシャンって音したよ・・・」


えっまさか。


バッグの中を見てみると、さっき買ったばかりの湯のみが割れてる。

しかも、よりによって娘が選んだ湯のみ。


「あぁぁ、ごめん(泣)」

なんで自分のじゃなくて、娘のが割れるんだよぉ・・・。


「ごめん、また買いに行こう!」

という私に、娘は湯のみどころではなく、


「いや、もうそれはいいよ!それより大丈夫!?」

と私の心配。

(本当、申し訳ない……)


改めて自分の体を観察したところ、転んだときはお尻をついたんですが、痛いのは左肩。

痛む側の腕を上げようとすると、「いたたた!」と上がらない。

ふと左手を見るとなんか紫色になってて、腫れてる。


痛いのは左肩なのに、なんで手がこんな色に!?

肩の部分が痛いので、そこから先、指までの血流が悪くなっているからかなぁ?

頭に浮かぶのは、漢方でいう「瘀血(おけつ)」状態。


瘀血というと、普段の漢方相談では、月経のことや冷え、血流などのお話の中で出てくることが多いんですけど、打撲や打ち身など、急に体へ強い力が加わったときにも「血の滞り」という見方をすることもあります。


普段は飲めない漢方薬も、こんなときなら?

そこで今回飲んでみたのが、桂枝茯苓丸と桃核承気湯。

どちらも「瘀血」を考えるときに使うことのある漢方薬です。

私は普段なら、この漢方薬をずっと飲めるタイプではありません。


ところが今回は、

「お?普通に飲める・・・」

飲めない時のように「ウエッ!」ともならず、すんなり飲める。


漢方薬ってこういうのがおもしろいんですよね。


「この症状には、この漢方薬」と単純に決まっているものではなく、同じ人でも、そのときの体の状態によって使うものが変わります。


普段は合わないものが、一時的な体の変化によって使えることもある。

今回の私も、そんな一例でした。


この日は桂枝茯苓丸と桃核承気湯を一包ずつ飲み、寝る前にももう一度。

痛みはだいぶおさまっていましたが、腕はまだすんなり上がらなかったので、

「明日の朝、良くなってたらいいなぁ」と思いつつ、就寝。


そして翌朝……

起きて、まず左手を見てみると、

「おお!戻ってる!」

紫色になっていた手が、いつもの色に。


そして恐る恐る肩も上げてみると・・・

「あ、上がる!」

前日は腕を上げると痛かった肩も、ずいぶん楽になっていました。


よしっ、復活したぁ~!!

よかった、よかった。一件落着。


・・・湯のみは復活しませんでしたけど(笑)


今回の出来事は、私自身のちょっとした失敗談ですが、漢方薬というと、「慢性的な症状に、長く飲むもの」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。


でも東洋医学では、「今、この体はどういう状態なんだろう?」と考えるので、急な体の変化に漢方薬を使うこともありますよ。

今回の話から、「へぇ~、漢方薬ってそんな使い方もあるんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。


とはいえ、こんな失敗を繰り返していたら、そのうち本当に骨折しそうなので気をつけなければ・・・(汗)


あっ、ちなみに、今回の私のケースは軽傷だったから良かったけど、打撲のあとに強い痛みや腫れがある、動かしにくい、しびれがあるなど、症状が強い場合は、漢方薬だけで様子を見ず、医療機関で診てもらってくださいね。


そして皆さん。


雨の日の坂道で「転ばないようにね」と人に言うときは、自分の足元にもお気をつけください(笑)


(え?私だけ?すみません~)


後日談として・・・

※この時に割らなかった私のマグカップは、

使っている時にうっかり落として割っちゃいました・・・

(どっちにしろ割る私)

娘とまた波佐見に行き、新たに湯のみを購入させていただきました。

波佐見焼、可愛いものが多くてオススメですよ♪

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